マース ジャパン リミテッド | 転職・求人・中途採用 特別インタビュー

Special Interview― 特別インタビュー 企業の皆様にお聞きしました ―

Interview

全世界80ヵ国、14万人と共に「共同経営者」としてリーダーシップを発揮できる方に期待しています。

マース ジャパン リミテッド

人事部ディレクター 大井 健司様

マース ジャパン リミテッド 人事部ディレクター 大井 健司様

2022年7月

<Company Profile>

1911年にフランク・マースにより設立されたマース インコーポレイテッドは、ペットケア製品やスナックフード等の製造・販売をグローバルに展開するプライベートカンパニーです。1975年に設立された日本の拠点においても、世界共通の「マースの五原則(品質、責任、互恵、効率、自由)」と、従業員一人ひとりが共同経営者であるという「アソシエイトコンセプト」のもと、幅広いビジネスに取り組んでいます。

美味しい理由は、互恵の精神
―世界中で幸せを分かち合う100年企業

マース ジャパン リミテッドは、グローバルに展開するペットケアや食品など4事業の内、日本ではペットケアとスナックフードという二つの分野で事業を行っています。その歴史は1911年まで遡り、フランク・マースというアメリカ人が自宅キッチンでバタークリームキャンディを作り、それを販売したことからスタートしました。その後、マースファミリーの次の世代が、ビジネスを米国だけに留まらず、ヨーロッパ、オーストラリアへと拡大していきましたが、地理的にも広範囲にわたり、働く人数も増えてくる中でぶつかった壁が企業文化の共有の難しさでした。そこで、それまでに確立していた文化的な基盤を「マースの五原則(品質、責任、互恵、効率、自由)」として明文化することで共有し、現在にいたるまで受け継がれています。マースの五原則は、私たちのすべての意思決定の根幹です。例えば、「自由」という原則に基づき、本社の決定にただ縛られ従うのではなく、日本の市場のことは日本で「自由」な決定権があり、働く我々も尊重されています。どんなにアメリカで人気のお菓子だったとしても、国が違えば味やパッケージの好みも違いますからね。さらに、新たな国や地域でビジネスをするには、その国のサプライヤー、原料メーカー、販売員等多くの方を巻き込むことになります。自分だけが得をしようとするのではなく、その恩恵を関わるもの皆で享受し合えるようにするという、「互恵」の原則も大切です。過去の教訓が今も受け継がれ、現在では400億ドルの事業規模と、世界中で愛されるブランドをいくつも抱える100年企業に成長いたしました。

弊社の特徴としては、プライベートカンパニーであるという点が挙げられます。会社名「マース」も創業者の名前ですしね。ファミリービジネスを貫いていて、四半期のKPIに追われる事無く、長期的且つ広い視野を持って様々なことにチャレンジできる点が強みです。さらに、ファミリーメンバーとして、弊社では従業員全員を共同経営者「アソシエイト」と呼びます。分かりやすく説明すると、別の部署のメンバーが困っているときに、自分の仕事ではない、責任の範囲を超えると怒られるだろうと躊躇するのではなく、経営者としての目線を持ち、他部署だったとしても自分がサポートすることによりその部署がミッションを達成し責任を果たせるのであれば、チームを跨いで助け合おう、という考え方です。

人とペットの幸せのために。
マースだからできること、マースとしてすべきこと

ペットケア事業では「ペットのためのより良い世界(A BETTER WORLD FOR PETS)」という使命があり、ペットにとっても人にとっても生き生きと充実した日々を提供することを全世界共通で目指しています。そのための研究にも力を入れており、イギリスにペットの栄養と健康に関する先進的な科学研究を行う専門の研究機関を保有しています。例えば犬を飼育している高齢者は血圧が低かったり、ペットと過ごす時間が多い人は、ストレスが解消され、医療機関を利用する回数も少ないことなどがこの研究機関などで実証されています。これらの研究に加え、ペットの基礎栄養学などの研究結果に関しても、私たちはマースの五原則の「互恵」に基づき、データを公開して使命の実現を目指しています。

ペットケア事業における日本で実践していることとしては、まず、日本のペットと飼い主の方のニーズに合ったフードを提供することです。特に日本のペットは長寿化していて、20歳以上(人間でいうと100歳超え)のペットも珍しくなくなってきています。獣医療の発達もさることながら、昔は「猫まんま」などの人の食事の残り物をあげる家庭が多かったと思いますが、今では必要な栄養が十分に摂取できるペットフードで給餌する比率が日本では100%以上のレベルにあることが長寿の理由の一つです。自分のペットに最適なものをあげたい、という思いの飼い主の方も多いので、犬種別、ライフスタイルや年齢に合わせたフードなど、きめこまやかなラインアップを取り揃えています。そういった背景から、日本向けに18歳以上の猫向けのウエットフードを開発した時には、他の国のチームメンバーからはそんな高齢の猫向けのフードが売れるの?と疑われ、説得に時間を要しましたが、2014年の発売から今まで好評いただいている製品になっています。

また、日本はペットのトレンドの発信地としての役割も担っています。ペットの飼い主を示す「ペットペアレント」という言葉も日本からグローバルに広まった単語で、ペットがより家族化していることを示しています。「より良いもの、よりおいしいものを与えたい」、というペットの飼い主の思いや、超小型犬や小型犬が洋服を着てバギーに乗って散歩するなどの都市部でのペットの生活様式は、かつては日本特有のものでしたが、現在では各国の都市部で見られる特徴になってきています。そのため、日本のペットのトレンドは、世界、とくにアジア諸国を先取っていると捉えられていて、注目を集めているため、フードのみならずペットを取り巻くトレンド全体を伝えています。

スナックフード事業では「おいしい時間が、世界中を笑顔にする(Better Moments Make the World Smile)」という使命の下、一つのチョコレートやお菓子によってその場が明るくなり、楽しい空間を演出することを目指しています。長年愛されている、「スニッカーズ®」や「M&M’S®」などのアメリカンでポップなお菓子ブランドだけでなく、ヘルシー志向のお客様からの声に応えるために、ナッツをまるごと使用したカラダに優しいナッツバー「BE-KIND®(ビーカインド)」を2020年に発売しました。中でもストロベリー&ホワイトミルク味は日本向けに開発して発売された製品です。こんなに苺好きな国民は他にいないんですよ。

80ヵ国、14万人のアソシエイトと共に

「共同経営者」の集団へ入っていただくことになるので、周囲に対して自らアイデアを共有したり、積極的に働きかけができる方がフィットすると思います。キャリアの作り方も14万人14万通りで、私も研究開発から人事に異動した一人です。日本から海外への異動も可能ですし、日本にいながらにしてグローバルの仕事に携わっている人もいますので、ご自身でやりたいことを見つけられる方ほど楽しい会社だと思います。

さらに、褒めてのばすカルチャーが根づいています。MTD(Make the Difference)という2年に一度行われるイベントがあり、自分や所属チームがどのような革新的な意味のある違いを生み出したか、自薦他薦を問わず募集され、プレゼンを勝ち上がっていく大会です。全日本で優勝したらアジア、そして世界大会を目指します。日本のチームが世界的に表彰されることもあり、非常に誇らしいですね。

先のことを予測することが難しい時代の今において、昨日の正解が今日の間違いであることを柔軟に捉え、今自分にできることを前向きに考え、周囲にも良い影響を与えるグロースマインドをお持ちの方が、今後の会社の成長に必要になると思っています。

アズールさんは、こちらのニーズを踏まえてタイムリーに適切な人材をご紹介いただいているので助かっています。入った後どういう風に活躍していただけるか、文化に合っているか、確度高く、長い目でポテンシャルまでみていただいている点に感謝しています。弊社の必要としているスキルを持った方や、多くを吸収し色々なことに取り組める方を今まで通りご紹介していただけると嬉しいです。人あってのビジネス。これからも素敵な方のご紹介をお待ちしております。

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Postscript― 取材後記 ―

取材中、大井様はホワイトボードに図を描いたりジョークを交えながら丁寧にお話してくださり、ペットのライト君も時折「わん!」と声援をくれる明るい現場となりました。まさにフラットな組織・ペットフレンドリーオフィスを体感する時間でした。ライト君やその日出勤していた他の猫ちゃんと遊んでいると、社員の方が次々と声をかけてくださる居心地の良さには、取材で訪問していることを忘れてしまうほどでした。100年以上の伝統を受け継ぎ、世界中の社員と活き活きとお仕事をされているマースファミリー皆様のエネルギーを糧に、私も“Make the Difference”を意識してみよう、と前向きな気持ちになる取材でした。貴重なお時間ありがとうございました。

(アズール・薮田)

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