Special Interview― 特別インタビュー 企業の皆様にお聞きしました ―

Interview.04

色あせることなく、人々に憧れや夢を与え続ける。革新に挑む「世界のブランド」とともに、自らも進化を楽しめる人材を求めています。

LVMHファッション・グループ・ジャパン株式会社

ヒューマンリソーシズ ディレクター 白澤晶子様

<Company Profile>

「Art de Vivre-美しく豊かに生きる喜びを、製品を通じてご提供する」ことを理念に、名だたる高級ブランドを傘下に世界中でビジネスを展開する「モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH)グループ」。その一翼を担う LVMHファッション・グループは、セリーヌ、ロエベ、ジバンシィ、エミリオ・プッチ、ケンゾー、マーク ジェイコブスなどを擁しています。

ブランドビジネスは、伝統の上に革新を積み重ねる仕事。

LVMHグループはファッション&レザーグッズ、パフューム&コスメティックス、ウォッチ&ジュエリー、ワイン&スピリッツといったカテゴリーで事業を展開する企業グループです。ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールをはじめ、保有ブランドは64を数えますが、各ブランドの独立性を尊重し、それぞれが自立した経営を行う、いわば「緩やかな共同体」を形成しています。

私たちのビジネスは「クリエイティブかつ革新的であること」を使命としています。各ブランドは長い歴史の上にイメージを確立していますが、その歩みは革新の積み重ねです。たとえば、あるブランドに新たなデザイナーが加わることで、ブランド特有の世界観を保ちながらも驚くようなデザインのコレクションが生まれる…。そんな事例は枚挙にいとまがありません。常に新たなエッセンスを加えて進化しなければ、ブランドは時代遅れの存在になってしまいます。こうした観点から、LVMHグループは「ブランドとともに自分も進化したい」と考える人材を求めています。採用は基本的に、各ブランドが個別に行っていますが、本人のキャリアプランに応じて、ブランドや事業部の境目なく内部異動ができる<インターナルモビリティ制度>を整えています。

店舗こそが、ブランドビジネスのコアであり、HEART。

職種に関しては大きく、店舗運営業務と、セールスやマーケティングなどのオフィス業務に分かれています。LVMHグループのビジネスは、酒類等を除いて、基本はあくまでリテールビジネスです。店舗はお客様との接点であり、ブランドの価値観を伝えるためにいちばん大切な場所。商材に価値を置くのはもちろんのことですが、建物や内装、什器、陳列の仕方、香りや音にまでこだわり抜く必要があります。しかし最も大事なのは、最後にお客様の感情を動かすヒューマンタッチ、すなわち人の力です。ですから、私たちは「ブランドが伝えようとしている世界観を自分で伝えたい」「自分が求める接客スタイルの理想が、そのブランドなら叶えられる」など、販売に対し、確たる信念があることを店舗スタッフ採用の基準としています。

一方、オフィス業務に関しては、ビジネスの事業分野によって、同じ職種でも手がける仕事が異なります。マーケティングを例に挙げましょう。化粧品であれば、プロダクトマネージャーというポジションがあり、商品の売れ方を予測して本国に発注をかけ、時に日本でのプライス設定までを決定します。さらに、どのショップで先行販売をすれば話題になるのか?またメディアでどう露出していくのか?など発信の方法までを考えていきます。一方、ファッション分野には、消費者のニーズを見極めて商品を仕入れ、販売計画や流通までをトータルに指揮するマーチャンダイザーとしての手腕が求められます。アズールさんとは長いお付き合いですが、「数打てば当たる」式の人材提案ではなく、各ブランド固有の文化はもちろん、分野ごとに異なるこうした各職種の役割まで理解して、ピンポイントで『これは!』という人材をご提案いただける点が頼もしいですね。

採用に至らなかった人材との再会、そして…。

人事業務の醍醐味のひとつは、年月を経て、応募者の方とご縁が結ばれることです。最初に志望していただいた時、たとえ魅力的な人材でも、経験や能力が若干足りないなどの理由で残念ながら採用に至らないこともあります。こうした時、可能性を感じた方には「このブランドの、この職種に就きたいのであれば、英会話力の向上が必要」などと、エージェントを通してアドバイスをさせていただくことがあります。アズールさんの魅力は、『紹介して終わり、結果が出て終わり』ではなく、その後も人材とつながりを保っている点です。私どものアドバイスにしても、きちんと伝えていただける。その上で、応募者の方が違う会社でしっかり経験を積む様子や、課題をクリアしていく姿を、継続的にフォローする…。こうしたのち、数年後、再度同じ方をご推薦いただくことがあります。数は決して多くありませんが、成長された候補者の方と再会し、採用に至った際は感慨深いものがあります。

人材マーケットに関する情報には人事として常にアンテナを張る必要がありますが、アズールさんとはこれからもパートナーとして有用な情報交換をしていきたいですね。