Special Interview― 特別インタビュー 企業の皆様にお聞きしました ―

Interview.03

世界のコンテンツを日本に紹介するだけでなく、日本発のコンテンツで世界を席巻する。そんな未来を共に描ける人材を求めています。

ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

ディレクター 上席執行役員 人事総務管理部統括 後藤 隆明様

<Company Profile>

ハリー、アルバート、サム、ジャガーのワーナー兄弟によって1923年に設立され、世界の映画産業を牽引し続けてきたワーナー ブラザース。1992年に設立された日本法人は、2016年4月1日に社名・組織変更を行い、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社に。ハリウッド作品をはじめとした世界の映画、テレビ番組、ゲームを日本に紹介するほか、日本独自の邦画やアニメ製作にも取り組んでいます。

「映画STUDIO」の矜持を胸に、日本国内でも映画を製作。

ワーナー ブラザース ジャパンは日本国内で4つの事業を展開しています。まずひとつ目は、私たちのルーツである映画事業。そして、映画やアニメのDVDなど家庭用ソフトや、ゲームを取り扱うホームエンターテイメント事業。また、映画やドラマの地上波放映権やブロードバンド向け映像配信権を取り扱うテレビ事業。さらに、主にWBのキャラクターライセンスの利用許諾を行うコンシューマープロダクツ事業があります。全世界の事業を俯瞰すると、中国市場が目覚ましく伸長していますが、アジアの中では依然日本が最大のマーケットです。重要な戦略拠点として、本社と全く同じ事業部門が展開されている点が日本法人の強みと言えるでしょう。

弊社は外資系企業であり、ハリウッド作品に代表される洋画の配給を行う会社というイメージが根強いですが、2007年から邦画ビジネスに参入しています。ワーナーブラザーズの原点は、映画という大衆娯楽をつくり出す「STUDIO」。日本法人もこの精神を受け継ぎ、『るろうに剣心』『デスノート』『アウトレイジ』等などの話題作の国内製作を行っています。また、世界で日本のポップカルチャーが注目を集めていますが、その代表がアニメ作品。弊社は2011年からアニメ製作にも本格参入し、『ジョジョの奇妙な冒険』『テラフォーマーズ』『リトルバスターズ! 』など、数多くの人気作品シリーズを手掛けています。日本で生まれた作品が、各国のワーナー ブラザースのローカルオフィスの配給でアジアをはじめ、全世界で上映される…。そんな邦画コンテンツのグローバル化にも一層力を注いでいきたいと考えています。

エンターテイメントに関わる人の「キャリアの最終目的地」。日本法人をそんな存在へ。

弊社の人材戦略ですが、最近の採用では、邦画やアニメ製作の経験を持つプロデューサーや宣伝、マーケティング、クリエイティブ職などのニーズが特に高まっています。また近年、ワーナー ブラザースはグローバルでゲーム事業にも注力。昨年は『バットマン: アーカム・ナイト』が北米で上半期の売上ナンバーワン・ソフトになるなど、ゲーム業界での存在感を増しています。隆盛著しいモバイルゲームの領域でも『トムとジェリーのざくざくトレジャー』をはじめ、話題作をリリース。ゲームプログラマーやエンジニアの採用や育成にも力を注いでいます。さらに、定額制の動画配信サービスが急成長していますが、デジタルコンテンツ配信に関する知見を持つ人材の確保は、弊社においても課題となっています。

採用にあたっては、まず何より、映画やアニメ、ゲーム等が好きであることを重視しています。そして、弊社はイノベーションを企業としてのバリューに据えていますが、古い概念にとらわれず、新たなこころみにチャレンジできる方を新たな仲間として迎えたいと願っています。

米国において、ワーナー ブラザースは「キャリアの最後に辿り着きたい場所」として、多くの映画人の憧れであり続けています。ワーナー ブラザース ジャパンを、日本でエンターテイメントに携わる人々の「キャリアの最終目的地」と呼べる企業に育てていくこと。このようなイメージを共有できる人材と、新たなビジネスの領域を開拓していきたいと考えています。

日本法人としてのセカンドステージ。成長に向けて、共にチャレンジできる人材を。

人材採用ですが、中途入社のおおよそ6〜7割を転職エージェント経由で採用しています。様々な人材紹介会社から、数多くの人材の推薦を受けますが、弊社では選考の過程や結果を分析し、転職エージェントをランク付けしています。「紹介された人材が書類選考や面接の各ステージを、どれぐらいのパーセンテージでパスするか?等が評価の基準ですが、アズールさんはこの確率が非常に高いのが特長です。これも、弊社の事業内容やカルチャーはもちろん、職種やポジションで異なる要件をきちんと理解していただけているからでしょう。最終選考後、「この人は逃したくない」と思う人材にはオファーを出しますが、優秀な人材は他社からも声が掛かり、競合となることが多くなります。しかし、アズールさんにご紹介いただいた人材は、入社につながる確率も非常に高い…。私自身は人事の仕事を「会社を人材に売り込むセールス業」だと考えていますが、我々に代わり、しっかりと弊社の魅力や働く意義を候補者の方に伝えていただけているからこそ、こうした結果につながるのだと思います。

弊社は日本法人としてセカンドステージに立っています。新たなチャレンジに向けて、今後はコンサルティング会社や広告会社、EC企業など、異業種からの転職もこれまで以上に増えてくると思います。アズールさんにも、既成概念をブレイクスルーした人材提案をお願いしたいですね。